絹85% 金属糸風15% 長さ約4.35m(仕立て上がり時) 耳の縫製:袋縫い 柄付け:お太鼓柄 おすすめの帯芯:綿芯 西陣織工業組合証紙No.2401:しょうざん謹製 ◆最適な着用時期 単衣の季節/袷の季節(9月〜翌6月) ◆店長おすすめ着用年齢 ご年代は問いません ◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、同窓会、コンサート、行楽、お食事会、女子会など ◆あわせる着物 しゃれ訪問着、付下げ、小紋、御召、紬など --------------------------------------------- 【徳田義三−燦煌華(さんこうか)】。
このお名前をご存知の方は本当に西陣帯のことを良くご存知だと思います。
西陣界隈では伝説の図案家と呼ばれる徳田義三氏の図案を、 かの染織の名門、しょうざんが織り上げた絶品袋帯のご紹介です! --------------------------------------------- 氏は、ご自分の名前が表に出ることを嫌われ、 「無形文化財保持者」や「現代の名工」などの肩書きとは無縁のため、 その世界の人間しかその名を知らない人物でした。
作品に対する頑固なまでのこだわりや、モノ創りのためなら 廻りが見えなくなるようなまさに“天才肌”の職人であったと言われます。
徳田義三氏は、伝統を頑なに守り続けることで作家が個性を発揮できず、 時代の求める物とのズレが生まれつつあった西陣織の世界。
そこに、独自の作風で一石を投じたのが徳田義三氏であったのです 西陣のメーカーがこぞって「図案や組織図を描いて欲しい」と頭を下げたにもかかわらず、自分の満足する帯を作れないメーカーの注文はいくら金を積まれても断ったというように語り継がれています。
大変な高値がつけられ、きもの市場でも常に人気の帯屋捨松。
その六代目が十代の頃より住み込みで修行に入ったのが徳田氏のもとでした。
現在の屋号「捨松」を命名したのも徳田氏。
また図柄や組織もそのままのかたちで託されたそうですから、 捨松ファンの方がはっとされるのも無理もないことかと思います。
その徳田氏の図案を用いて、染織の名門「しょうざん」が作り出した作品。
繊細な紬糸で薄手に織り出されたナチュラルな風合いの帯地。
お柄には花々模様の横段柄が織り表されました。
お洒落訪問着や染めの生紬、また結城紬、大島紬、牛首紬などをはじめとした全国津々浦々の紬織物とのコーディネートは抜群にお洒落です! こういった柄行は、洋の場でもしっくりと調和するのがその魅力。
ひと目で「よいもの」とわかる最高の仕上がりです。
どうぞお見逃しないよう、その魅力をご堪能下さいませ。
袋帯のお仕立てはこちら(綿芯お仕立て) (絹芯お仕立て) 撥水加工をご要望の場合はこちら(パールトーン加工 袋帯) (ガード加工 袋帯) [A1G130040HBW]-[TP:中西彩]-[PS:中西彩]-[CH:田中郷]-[文責:竹中]-[0126018] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。